30代男性「頭痛を伴うひどい肩こり」症例

image1111

今回は、「頭痛を伴うひどい肩こり」の改善事例です。

ご来院者様

明石市 30代男性 学習塾講師

症状

 HPを見てご来院。1週間前から肩こりがひどくなり、後頭部やこめかみに痛みも感じる。

とくに右肩がよくこり、今までにない鈍痛がある。

仕事が立て込み、睡眠不足だったのが原因かもとのこと。

10代の頃に自律神経失調症の診断歴あり。

来院してから当院での施術方法

  • 胸椎~骨盤の歪み矯正
  • 頭蓋骨矯正
  • 足首矯正
  • 肩関節の矯正(巻き肩)
  • 頸椎の矯正
  • 自律神経の調整
  • 内臓調整(肝臓)

施術内容と経過

初回〜3回

仕事が多忙でリラックスできる時間がとにかくないということなので、自律神経の調整を行いまずは緊張状態をりせっとさせていく。

骨盤〜背骨の歪みを整えて構造的にも安定させ、落ち着く状態を作っていった。

とくに右肩がこるとのことだったので、三角筋反射テストを行うと肝臓に疲れが溜まっているサイン。肝臓調整を行う。

3回目のご来院時に肩周りの筋膜調整を行うと、「たいぶ楽になってきました」とのこと。

 

 

4〜9回

3回目のご来院から2週間強経ってご来院。

「2日前から頭痛がでてきた」とのこと。曇天模様が続いていたのが影響している可能性がある。5回目のご来院時は同じく2週間強間隔が空いたが、「来院前日になると頭痛が出てきます」とのこと。

6回目はかなりコンディションを落とされ、めまいと頭痛があるとのことだったので、頸椎1番をターゲットに調整を行う。首を前屈した時にめまいが出ていたが、頸椎1番の調整で消失。

7回目、8回目は小康状態が続いていたが、9回目に「調子が良くなってきました。あまり気にならなくなってきました」というお声をきただくことができた。

その後状態が落ち着いてきたので、月に1回のメンテナンスへ移行し、再発予防に努める。

 

3回目~9回目

同時に施術した症状

めまい、頭痛、股関節痛

考察

職業柄昼夜逆転に近い生活を送られているご来院者様。

人間本来の生活リズムから離れると、自律神経のバランスは崩れやすくなる。

もともと交感神経優位の状態が続いているところに、お仕事が立て込みますます緊張状態が強まり、緊張型頭痛を起こしてしまったようだ。

生活ベースが緊張状態にあるので、続けば自然回復していく見込みは低く、一度リセットするために頭〜背骨〜骨盤に緩い刺激を入れて心身が緩む時間を作る必要がある。

まためまいや耳鳴りは上部頸椎の歪みと大きく関連するので、矯正すると効果的である。

夜帰りが遅い生活をされておられる方は非常に多い。

睡眠不足はもちろん、自律神経のバランスを崩すというリスクを知っていただき、補うケアをしっかりしていただく必要があることを認識していただきたい。

 

 

この記事の作成者

川崎 省吾(かわさき しょうご)

兵庫県明石市の整体院「朝霧整体院」院長

JCM認定カイロプラクター 施術歴19年(令和2年現在)

「お一人と向き合う整体院」をコンセプトに平成16年開業。

身体の歪みを徹底的に矯正する方法で、健康や美容面において寄与している。

昭和51年3月29日生 兵庫県明石市出身

血液型B型 辰年

詳しいプロフィールはこちら

 

朝霧整体院