歪み対策について

歪みとは?

体に生じた「不均衡」「位置不正」の状態をいいます。

筋肉・骨格・内臓などほぼすべての体の組織は歪みを生じます。

主に正常な位置と異なる場所に位置することを指し、外科的な「変形」は歪みには含まれません。

歪みの良くない影響

体が歪むことによって各組織(筋骨格・内臓・神経)は本来の働きが低下していきます。

主に

  1. バランス低下
  2. 可動域制限
  3. 筋緊張
  4. 神経伝達低下

などが挙げられます。

これらが継続的に続くことでコンディションの低下を招き、体の各所の痛みや不調となって表れていきます。

歪みの原因(能動的パターン)

生活習慣と姿勢が悪いと歪みが習慣化します

歪みの大半は「連続的な不良姿勢と偏った生活習慣」が原因で起こります。

バランスの崩れた姿勢や偏った動作を日常的に続けていくことで、脳に「間違った行動パターン」がインプットされ無意識のうちにプログラミングされていきます。これがいわゆる「クセ」です。

この「クセ」が歪みを生み、慢性的な身体の不調をもたらす大きな原因になります。

歪みの原因(受動的パターン)

ストレスが身体を歪ませる

ストレスとは広い意味で「あらゆるものに影響を及ぼす刺激」と定義づけられます。

身の周りのあらゆるものが身体に刺激を与えることで、歪んだ状態が作られていきます。

自身の健康を保つこと(健康管理)は歪みの対策にもなります。

とくにダメージを受けやすい「寒冷」「食品」「電磁波」には意識を高め、細心の注意を払いましょう。

 

<体を歪ませる環境的要因>

気圧・寒冷・電磁波・食品添加物・薬品・貴金属・鉄・コンクリート・人間関係・性格など

 

歪みを直すべき理由

体の動きが良くなる

歪みを整えていくことで、関節の可動域が広がり筋肉に柔軟性が出てきます。

伴って体を軽く動かせるようになり、活動的に過ごせるようになります。

バランスが良くなる

身体の歪みを矯正するということは、左右のバランスの崩れを改善しシンメトリー(対称)な状態にしていくということです。

シンメトリーな状態は体を楽に支えることができるだけでなく、美しい体のラインを実現します。

体調が良くなる

歪みを矯正するということは、頭蓋骨~背骨~骨盤を流れる脳脊髄液や血液の循環が良くなります。

伴って老廃物が流れ去り、栄養分が行き渡るようになることで体が本来持つ自然治癒力が上がり、「疲れにくい身体」へ体質改善されます。

歪みを直すためのポイント

早く体に覚えこませる

歪みは長年の生活習慣である「クセ」からできたものです。

クセは長年かけてできたものなのですぐには抜けてくれません。

その場で良い状態にしても、クセが残っているためすぐに元の悪い状態に戻ってしまいます。

早く改善していくためには初期の段階で詰めてご来院いただき、早く体に覚えこませること。

始めに矯正を繰り返し受けていくことで、より早く正しい状態が定着され、改善されていくようになります。

徐々に体に慣れさせる

初期に詰めてご来院いただいて安定した状態になってくると、少し間隔を空けて体を慣らしていきます。

詰めてご来院いただいてから、いきなり大きく間隔を空けると元の歪んだ状態に戻る可能性が高くなります。

少しずつ段階を踏んでいくのがリスクが少ないベストな方法です。

姿勢と生活習慣に気をつける

せっかく矯正を受けても、来院前のように誤った生活習慣を続けていては台無しになってしまいます。

歪みを作る要因は姿勢と生活習慣にあります。

  • 脚を組んで座っていないか
  • 床にぺたんこ座りをしていないか
  • 床に横座りをしていないか
  • 片方のお尻や足に重心をかけていないか
  • ソファに浅く座りもたれかかっていないか

特に歪みやすいのは長時間の立ち姿勢と座り姿勢です。

長時間同じ姿勢が続く際は十分に注意しましょう。

 

歪みのメンテナンス

短期間に歪みの矯正を繰り返すと大きな歪みはなくなっていきます。

そして日常生活での生活習慣を意識していれば、歪みのないいい状態がキープしやすくなります。

ただ、環境など外部的なストレスや日々の疲れなどを受けて、体は歪んでいきます。

歪んだ状態が日常的に続けば、腰痛や肩こりなどの不調や姿勢の崩れが発生する可能性が高まります。

定期的にメンテナンスとして矯正を受けていくことで、歪みをリセットして未来起こり得る不調を予防していきます。

歪み予防のセルフケア

座った時の傾きを直す

人はまっすぐ座っているようで左右どちらかに重心が傾いています。

まずはどちらに重心が傾いているかテストしてみましょう。

左右のお尻に交互に重心をかけてみましょう。

倒れそうになる側が傾いている側です。

この重心のかかる側をしっかり覚えておくと対処がしやすくなります。

猫背や腰痛対策の座り方

自宅にソファがあり、寝そべってテレビをみる。

リラックスしているときの姿勢が本来あるべき背骨の生理的湾曲を崩してしまう原因になります。

かといって胸を張って背筋を伸ばす「がんばらないとできない」姿勢は長持ちせず、腰痛の原因になります。

楽にキープできるような姿勢を取るにはいくつかポイントがありますが、一番重要なポイントを「ペットボトル」を使ってクリアしていきます。

 

自分で歪みを直す方法

日々生活を送り疲れが溜まってくると、人間の体は徐々にバランスを崩し歪みを生じさせていきます。

こういった時に最低限バランスを回復させておく方法を知っておくと便利です。

自分の現状の歪みチェックにも使える簡単ですぐ行える自己矯正法なので、ぜひ覚えておいてくださいね。

朝霧整体院